巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も

公開日: 更新日:

 巨人が昨21日、球宴前の最終戦を勝利で飾り、首位ターンを決めた。これで46勝38敗5分けとして今季最多の貯金8。中日に8勝7敗1分けとし、セ・リーグ5球団に対し、勝ち越しターンとなった。負け越しは交流戦のみで、球宴が始まった1951年以降、巨人が前半戦でセ5球団に勝ち越した過去11度は全てリーグ優勝を果たしているため、V率は100%だそうだ。

 そんな上げ潮ムードの中、出場機会がなかったのが坂本勇人(35)である。6月に不振で二軍落ち。今月12日の一軍復帰後も15打数1安打で、打率.224とからっきしだ。

 さる巨人OBがこう言った。

「スイングにキレがなく、タイミングも合っていない。今の状態では代打でも使いにくい。阿部監督に『二軍で修正できたら自分の判断で戻ってこい』と自由な時間を与えられたのに状態は変わっていない。この前半最終戦は、全球団勝ち越しがかかっていたこともあって、一塁・大城卓、三塁・岡本和で臨んだ。これが今のベストメンバーに近い形ということ。この試合で出番がなかった意味は重い」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情