卓球女子団体 悲願の金まであと2勝 早田ひなの左腕は間に合うか…「昨日より良くなっている」

公開日: 更新日:

【パリ五輪】卓球女子団体

 左腕を痛めている早田ひな(24)の状態が気になる準々決勝。1回戦に続き第1試合のダブルスで起用され、本来は早田が担うシングルス2点(第2、第4試合)に張本美和(16)、第3試合のシングルスは平野美宇(24)という1回戦と同じオーダーで臨み、タイに3-0のストレート勝ち。この日も早田をシングルス戦に出すことなく、8日の準決勝へ駒を進めた。

 早田は前日よりフォアハンドの威力が増し、強烈な「ひなドライブ」や体をねじってのカウンターなど、1回戦では見せなかった強打を放った。ペアを組んだ平野のサーブやコース取りも良く、タイ組を圧倒したものの、不安は残る。

「バックハンドは1回戦より打てるようになり、第3ゲームの終盤にはチキータでのレシーブも見せた。それでも回復具合はおそらく50%ぐらいでしょう。準決勝までは中1日あるので状態はさらに良くなると思うが、次はメダルがかかる大事な一戦。相手はインドかドイツですが、早田をエース起用(シングルス2点)ではなく、三たびダブルスに使うようなら、故障の状態が良くないということになります」(スポーツライター)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」