千葉入団の渡邊雄太もメンタルがズタボロに…河村&富永に立ちはだかる超過酷なNBAの現実

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「一番大きな理由として、やはりメンタル的な問題がアメリカであって」

 こう切り出したのは、バスケットボール男子日本代表の渡邊雄太(29)。去る27日、Bリーグ1部「千葉ジェッツ」の入団会見で日本へのUターンを決断した理由を語った。

 渡邊は高校卒業後、米国に渡り、14年にNCAA(全米大学体育協会)1部のジョージワシントン大学に進学。卒業後にNBAのメンフィス・グリズリーズと傘下のGリーグの両方に出場できる「2ウェイ契約」で入団。しかし、いつ解雇されるかわからない日々が続いたうえ、他の若手との熾烈なレギュラー争いに次第に心をすり減らしていった。今年4月のインスタライブでは、「(当時は)まともな精神状態でプレーできていた時はなかった」と振り返っている。

 昨年はサンズと2年契約を結んだものの、結果を残せなかったことで出場機会が減り、今年2月に古巣のメンフィスへトレード。移籍して2戦目に出場し、好感触を持った渡邊はその2日後の試合に向けて準備していたが、試合前のチームミーティング5分前にコーチに呼ばれ、「雄太、この試合は出ないよ」と告げられたという。

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