著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

データ解析偏重から「頭脳、経験、人脈」を併せ持つGMへ…かつてスター選手の抜擢はレアケースも

公開日: 更新日:

 2012年にMVPを獲得した元スター選手のバスター・ポージー(37)がこのオフ、古巣・ジャイアンツの「編成本部長」に就任した。最近は実質的なGMにこの肩書を付与し、筆頭GM補佐がGMを名乗ることが流行しているので、ポージーは事実上のGMになったのだ。

 MLBでは元有名選手がGMに就任するケースがほとんどなく、アスレチックスで4年連続20勝をマークしたデーブ・スチュワートが14年にダイヤモンドバックスのGMに就任したことがあった程度だ。

 1990年代までのGMの多くは、マイナーの選手が引退後、球団のスカウト部門や選手育成部門に転じて実績をあげ、内部昇格した人たちだった。

 しかし、21世紀に入ると潮流が変わり、統計学的な手法でデータを解析してチームづくりを行うアイビーリーグ出の秀才が30代の若さでGMに就任するケースが多くなる。

 ところが、ここにきてまた、流れが変わり始めた。名門大学出身者がメジャーリーグで活躍して引退後、GMに就任するケースが出てきたのだ。彼らはデータ解析だけに重きを置かず、自分がメジャーで得たさまざまな教訓を生かすと同時に、培った人脈をフルに活用するようになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情