ゴールデン・グラブ賞でまたも「不可解な1票」…《賞の価値を貶める》と大炎上

公開日: 更新日:

<この『一票』は阪神ファンとしてもイヤやな>

 12日に発表された三井ゴールデン・グラブ賞は、昨年ゼロだった巨人からセ最多の4人が選出された。

 菅野智之(投手)、岡本和真(一塁手)、吉川尚輝(二塁)に加え、坂本勇人が三塁手部門で初受賞するなど、おおむね妥当な結果になった中、阪神の前川右京に1票が投じられたことで、SNS上では《賞の価値を貶めることはやめてほしい》《選考方法に問題がある》《記者は実名を公開すべき》などと、批判の声で溢れた。

 前川は93試合で1失策、守備率.993という数字はともかく、とにかくスローイングが弱点。実際、秋季キャンプでは、スローイングの矯正に取り組んでいる。

「ハッスルプレーで好守を見せることはありますが、走者二塁で前川に打球が飛んだら、三塁コーチはアウト覚悟で回していますから」(ライバル球団の首脳陣)

 ゴールデングラブ賞はNPB表彰のタイトルではないが、選手にとっては大きなステータス。投票は新聞、テレビなどでプロ野球担当として5年以上のキャリアがある記者が行っている。いわゆる「プロ」が選ぶことになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  4. 9

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  5. 10

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択