佐々木朗希はラスベガスでの「一攫千金」に現実味…《スモールマーケットを選ぶだろう》と米メディア

公開日: 更新日:

 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)を巡る争奪戦がヒートアップしてきた。

 日本時間20日、ニューヨークで開幕したオーナー会議では、本拠地トロピカーナ・フィールド(フロリダ州セントピーターズバーグ)がハリケーンにより甚大な被害を受けたレイズとともに、佐々木やヤンキースからFAのフアン・ソト外野手(26)に関する話題で持ちきりだった。

 そんな中、米スポーツ専門局ESPN(電子版)は19日、佐々木の特集記事を掲載。かねて移籍先として本命視されてきたドジャース入りに懐疑的な見方を示し、佐々木を日本で視察した球団のスカウトの話として「ササキはより小さな市場(都市)を好むはずだ。今季は故障に苦しんだこともあり、球威が低下したためだ」と報じた。

 将来性はあっても投手として未完成な佐々木はファンやメディアが手厳しいビッグマーケットを本拠地とするドジャース、ヤンキース、メッツといった金満球団よりも、まずはスモールマーケットのチームに入団して実力を磨いた方がいいというわけだ。

 23歳の佐々木はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」の縛りがあることを考慮すれば、スモールマーケットが好都合といえる。

 12月15日には各球団の2024年の「インターナショナル・サイニング・ボーナス・プール」(国際ボーナス・プール)がリセットされる。来年25年のプール金の最高額はレッズ(オハイオ州シンシナティ)、マーリンズ(フロリダ州マイアミ)、タイガース(ミシガン州デトロイト)など8球団の約11億7000万円。これらの球団であれば、最高額を手にするのは可能だ。

 中でも最も佐々木にフィットしそうな球団はアスレチックスという。今季を最後に、56年間にわたって本拠を構えてきたカリフォルニア州オークランドを離れ、来季から3年間は同州サクラメントに仮移転。28年にネバダ州ラスベガスへの移転が決まっている。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこういう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状