大谷「 日本開幕回避」ならリアル二刀流復帰にむしろプラス…左肩手術からの回復は《見通し立たず》

公開日: 更新日:

「チームとして特別な年に個人としても評価をしていただけた。来年以降も頑張りたいという気持ちにさせてくれました」。

 日本時間22日、2年連続3度目の満票でMVPに選出されたドジャース大谷翔平(30)が満足そうに話した。

「MLBネットワーク」の番組内での受賞発表後、報道陣の電話取材に応じ、メジャー史上初の「50ー50」(50本塁打、50盗塁)、悲願の世界一を成し遂げただけに「今年1年で言えば、満点に近い結果だった」と振り返った。

 今月6日には、ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦で盗塁を試みた際に損傷した左肩関節唇を修復する手術を受けた。術後は真美子夫人と世界一を祝うことなく静養に努めていたそうで、MVP発表当日にリハビリを開始。左肩の可動域を広げたり、体幹や下半身を強化するメニューをこなしたという。

 大谷は「スタートから投げる、打つというのを目標に動いています」と断言。来年3月のカブスとの日本開幕シリーズでの投打のリアル二刀流に意欲を見せたが、「見通しよりも少し(患部の)状態があまり良くなかったので、時間がどの程度かかるかというのはわからない」と、昨年8月以来の投手復帰に不安を口にした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  4. 9

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  5. 10

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択