佐々木朗希争奪戦で強豪2球団が敢えて「落選公言」の深謀遠慮…当該球団スカウトの激怒まで織り込み済み

公開日: 更新日:

 メジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)サイドと面談したのは「12~15球団」と報じた米メディアも中にはある。

 争奪戦は水面下でかなりヒートアップしているようだが、ここで疑問がひとつ。面談にこぎつけた球団はともかく、ふるいにかけられた球団がなぜ、それを明かす必要があるのかという点だ。

 フィリーズのドンブロウスキー編成本部長とレッドソックスのブレスロー編成本部長が「我々は面談に呼ばれていない」と言ったのだ。当該球団の駐米スカウトのひとりは「面談に進んだのであればまだしも、選考から漏れたのは明らかにマイナス。イメージダウンになるようなことをなぜ、わざわざ明かす必要があったのか……」と怒り心頭だという。フィリーズにしてもレッドソックスにしても実績ある強豪球団。編成責任者はなぜ、「落選」を公にしたのか。

「2球団は何が何でも佐々木が欲しいというわけではなかったのでしょう」と、野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?