大谷の「10年1000億円」がライバルのゲレーロJr.に追い越される日…今回は年俸調停回避、史上3番目の高額で合意

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 エンゼルス時代のドジャース大谷翔平(30)としのぎを削ったブルージェイズの長距離砲ウラディミール・ゲレーロJr.内野手(25)が日本時間10日、年俸調停を回避して1年2850万ドル(約45億円)で合意。年俸調停権を持つ選手では、昨年のヤンキース・ソト(現メッツ)の3150万ドル、23年の大谷の3000万ドルに次いで史上3番目の高額契約だ。今回はソトと大谷には及ばなかったとはいえ、オフには2人に匹敵する好条件を手にしそうだ。

 ブ軍の主砲は今季、メジャー6年目を迎え、シーズン終了後にFAになる。実績は十分で、2021年には48発を放ってリアル二刀流1年目だった大谷(46本)を抑えてロイヤルズ・ペレスとともにア・リーグ本塁打王のタイトルを獲得。過去に2度、トリプルスリーを達成している他、打撃のベストナインであるシルバースラッガー賞を2度(21、24年)、攻撃面で最も顕著な活躍をした選手に贈られるハンク・アーロン賞(21年)にも選出されている。打つだけで守備に不安があるソトとは異なり、22年にはア・リーグ一塁手部門のゴールドグラブに選出。

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