クライマックスシリーズ日程見直し待ったなし!プロ野球の杓子定規なやり方にファンの不満は増す一方

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「日程を詰めることによって、アドバンテージになるんじゃないかという話をした」

 巨人阿部慎之助監督(45)が20日、12球団監督会議に出席。CSの日程の変更を求めた。

 現在はファイナルステージ(S)で、リーグ優勝チームに1勝のアドバンテージがあるが、昨年リーグ優勝を果たした巨人がCSでシーズン3位のDeNAに3勝4敗で敗退。議論が再燃しているのだ。

「優勝したチームはポカンと空いちゃうから連戦にしちゃえばいい」

 そう提案した阿部監督の案では、シーズン終了後すぐにCSに入るイメージ。さらにCSのファーストSとファイナルSも連戦とする。そうすれば、下位から勝ち上がるチームは投手のやりくりが厳しくなり、それが優勝チームのアドバンテージになるという考えだ。

 昨年、ドジャース大谷の活躍で盛り上がったメジャーリーグのポストシーズンは、ワールドシリーズ(WS)にフレキシブルな日程が採用されたことも話題になった。初の試みとして「両リーグの優勝決定シリーズが第5戦までに終了した場合、WSの日程を前倒しする」という画期的なものだ。

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