ソフトB山川穂高が下半身醜聞の超逆風からの面目躍如!4打数2安打1どすこいで王会長の期待に応える

公開日: 更新日:

「どすこい!」

 4万142人と超満員のみずほペイペイドームに、歓喜の声が鳴り響いた。

 ソフトバンク山川穂高(32)が昨16日のCSファイナルステージ第1戦で、4打数2安打2打点の活躍。同点の三回に勝ち越しとなる中越えの適時二塁打を放つと、4-2の八回にはダメ押しのソロ弾。ファンと共に「どすこい!」と叫んだ。

 ソフトバンクでは入団時、いや入団前から逆風が吹いていた。西武時代の昨季は知人女性への強制性交の疑いで書類送検。最終的に不起訴となったものの、不倫をした事実は動かず、ネットなどでは山川バッシングが吹き荒れた。FA宣言後、ソフトバンクが獲得の意思を示すや、「山川を獲得するならホークスファンをやめる」という書き込みも少なからずあったほどだ。

「球団も批判の声にはほとほと参ったらしいが、最終的に王球団会長の後押しもあり、4年総額16億円とも20億円ともいわれる大型契約で入団。もともと、王会長は『野球選手で大事なのは、どれだけ結果を残せるか』という考えです。しかも、自身と同じ長距離砲に目がない。山川獲得は必然でした」(球団OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  4. 4

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  3. 8

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 9

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  5. 10

    辰己涼介は楽天と再契約が現実的…“コスプレ封印”で殊勝にアピールも、国内FA移籍は厳しい見立て

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…