豊昇龍は当面「横綱(仮)」…安定感は高評価も突き抜けた成績なし、さらなる成長が不可欠

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 しばらくは横綱に(仮)の文字がつきそうだ。

 昨29日、相撲協会の臨時理事会が行われ、大関豊昇龍(25)の横綱昇進が正式に決まった。協会から伝達の使者を迎えた新横綱は、「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃の精神で精進します」と口上を述べたものの、今後を不安視する声がないわけではない。

 横綱は土俵の最高位。品格も大事だが、何よりも実力が伴っていることが大前提。そこへいくと、豊昇龍の成績はいささか心もとない。

 昨年は10勝、11勝、10勝、9勝、8勝、13勝。自身2度目の賜杯を手にした今場所も12勝3敗だった。大関昇進後は9場所で一度もカド番がない安定感が評価されたが、突き抜けた成績を残したわけではないのも確かだ。

「先場所から悪癖である強引な投げが鳴りを潜め、これまでに比べて安定感が出てきた。それでも今場所は平幕に3敗と、今後も軽率な相撲で取りこぼす恐れはある。盤石と呼ぶにはまだまだ足りませんよ」(角界OB)

 八角理事長(元横綱北勝海)はこの日、「今以上に何倍も稽古をし、肉体・精神的にも成長を期待している」と話した。

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