元横綱・白鵬の凄まじい嫌われっぷり…理事長どころか理事すら絶望的の自業自得

公開日: 更新日:

 弟子の北青鵬による暴力騒動で、2階級降格などの厳罰を受けた宮城野親方(39=元横綱白鵬)。
 
 かねてより理事長就任の野望を抱いていたが、今年1月の相撲協会の理事選の出馬は「周囲の説得により断念した」と言われているが、実際のところはそうではないようだ。「同郷の“身内”からも総スカンを食った。そのひとりが、大島親方です」とは、ある親方だ。(【前編】から続く)

  ◇  ◇  ◇

 大島親方は1992年に元小結旭鷲山らと来日した、モンゴル人力士第1号。白鵬の大先輩で、仲も良好だった。ところが――。

「今年1月、宮城野部屋にモンゴル人力士が入門した。身長193センチの大型で、将来が有望視されている。実は彼は当初、大島部屋の入門が内定していたのです。大島親方も『将来、すごい力士になるぞ』と大喜びだったが、あろうことか白鵬が横紙破り。後から出てきて、かっさらった。これに大島親方は大激怒。一時は白鵬からの電話も無視し、断絶状態になった。最終的に白鵬が土下座せんばかりに平謝りし、大島親方も一応は許したものの、以前のような蜜月ではない。選挙協力だって到底望めませんでした」(前出の親方)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因