大谷の二刀流復帰アピールに指揮官は痛し痒しの複雑胸中…ブルペン投球後の試合でサヨナラ弾

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「試合を見てもらえば分かるが、今夜の試合は今年最悪の試合だった」

 ドジャースのロバーツ監督が渋い表情でこう言ったのは、日本時間3日のブレーブス戦で前年ワールドシリーズ覇者として史上初の開幕8連勝を飾った直後の記者会見だ。

 実際にこの日は、2018、23年サイ・ヤング賞左腕の先発・スネルが二回までに4安打3四球と乱れ、味方の失策も絡んで5失点(自責0)と精彩を欠いた。

 そんなひどい試合を勝利に導いたのが大谷翔平(30)だ。

 同点で迎えた九回裏にバックスクリーン左へ3号サヨナラ本塁打を叩き込み、サヨナラ勝利に貢献。自身のボブルヘッド人形が配られた記念日に花を添えた。

 試合後の会見で渋面だった指揮官も、大谷の話題になると「また何か特別なことをやってくれそうな気がした。力まず、ストライクゾーンでしっかり勝負できている。そういう状態では誰にも負けない」と笑顔で称えたが、「大谷の投手復帰に関しては難しいかじ取りを迫られそうです」と、さる特派員がこう続ける。

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