<第14回>7歳上の兄の背中を追うように野球人生をスタート。水泳では学校代表にも選ばれた

公開日: 更新日:
(C)日刊ゲンダイ

 大谷の実家のある水沢から盛岡方面へ、国道4号を車で15分ほど北上すると、東西に胆沢川が流れている。

 大谷が父・徹(52)に手を引かれるようにして、その河川敷のグラウンドに足を運んだのは小学2年生の晩夏、辺りのススキがうっすらと茶色に色付き始めたころだった。

 週末のグラウンドでは水沢リトルの選手たちがプレーしていた。胆沢川の水沢側の河川敷。長方形の敷地にグラウンドが2面。その奥を低学年のバンディッツ(山賊)、手前側を高学年のパイレーツ(海賊)が使っていた。

 大谷は自分と同じ小学生たちが、緑やオレンジ色のユニホームを着て硬式ボールを追い掛ける姿を食い入るように見つめていた。

 徹から「どうだ、おまえもチームに入ってみるか?」と水を向けられると、「うん、入る」と二つ返事で答えた。

「好奇心もあったでしょうし、楽しそうにやっているのを見て、自分もやってみたいと思ったのでしょうね」

 こう話す徹は、大谷に一方的に野球を勧めてはいない。

「自宅で翔平と一緒にナイターを見ることはありましたが、基本的にそんなに野球と言ってたわけではない」 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り616文字/全文1,109文字)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網