ドジャース大谷の本塁打量産を阻むフィラデルフィアの風…難敵フィリーズとの3連戦

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 フ軍の主砲で15年のナ・リーグ本塁打王ハーパーは地元メディアなどの取材に、「確かに風の影響は少なからずあり、特に左中間方向への打球がスタンドまで届かないのは珍しくないのではないか」と話している。

 大谷は前節までの3本塁打中、右方向はカブスとの日本開幕シリーズ第2戦で東京ドームの右中間に放った1号ソロのみ。3月28日のタイガースとの米国本土開幕戦での2号ソロ、4月3日のサヨナラ弾はいずれも左方向への当たりだった。

 大谷の本塁打の打球方向は大半が右中間だが、持ち前のパワーとバットコントロールで中堅から左方向への当たりも決して少なくはない。

 敵地でのフ軍戦は今回の3連戦が最後となるが、ポストシーズンで顔を合わせる可能性は十分あるだけにフィラデルフィアの風には要注意だ。

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