前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

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ドジャースにはサイ・ヤング賞3度の左腕カーショウ(37)ら実績のある投手が控えているとはいえ、故障が多く計算しにくい。前田はリリーフはもちろん、先発もこなせる。制球が安定しているため、試合を作れるだけに、ドジャースの窮状を救うには最適な存在といえるでしょう。古巣であるド軍は、補強候補の1人としてリストアップしているのではないか」

 前田は今季開幕前、親しい知人に「メジャー10年目を乗り切りたい」と話したという。10年以上プレーすれば、満額の年金(年27万5000ドル=約3900万円)を生涯に渡って受け取れる。サービスタイムといわれるメジャーの実働期間は年間172日以上の登録で1年とカウントされ、前田のサービスタイムは2日時点で9年35日。10年の大台に達するには残り137日の登録が必要で、今後、14日以内に新たな球団とメジャー契約を結び、今季終了までプレーすれば、節目の10年に達する。

 日本球界では古巣の広島巨人、そして王球団会長が強い興味を示しているソフトバンクが調査を続けているが、まずは10年目の今季を全うするのが前田の希望だ。

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