ドジャース大谷が来オフ、大モメ罵り合い労使交渉の矢面に? 選手会側はメジャーを代表する高給取りから選出

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 ドジャース大谷翔平(31)の足踏み状態が続いている。

 日本時間7月27日のレッドソックス戦を最後に8試合連続本塁打なし。38本塁打で並んでいたライバルのフィリーズ・シュワーバーが5日のオリオールズ戦で2本塁打を放って40号とし、94打点と合わせて2部門でトップに立った。

 レギュラーシーズン後半に入り、地区優勝、ポストシーズン進出争いやタイトル争いが熾烈になる中、メジャーではグラウンド外の激しい戦いにも注目が集まっている。大リーグ機構(MLB)と選手会(MLBPA)による対立が表面化したのだ。

■来オフのサラリーキャップ制導入めぐり…

 ロブ・マンフレッド・コミッショナーが7月29日、各球団の選手と行っているミーティングのため、フィリーズの本拠地を訪問した際、MLBが再来年の導入を予定しているサラリーキャップ(年俸総額上限)制について、今季年俸約39億円の高給取りである主砲ハーパーと激論を交わしたという。

 年俸上限が設けられれば、アメリカンフットボールのNFLのように戦力均衡が図られ、各球団は人件費を抑制できるメリットがある。一方、選手にとっては年俸削減につながるだけに、ハーパーはサラリーキャップ制を導入するなら「162試合を失うことを恐れない」とストライキも辞さない構えを見せ、コミッショナーに対して「この場から出て行け!」と言い放ったと報じられた。

 現在の労使協定は2026年12月に失効し、オフにはサラリーキャップ導入に関する労使交渉が行われる。オーナー側と選手会が真っ向から対立するのは明白で、交渉の決裂は必至とみられている。

 労使交渉に出席する大リーグ選手会の執行役員改選は2年ごとに行われ、26年12月に新たな役員が選出される。最低年俸保証、課徴金(ぜいたく税)制度を巡って両者が対立し、オーナー側がロックアウトを実施した前回22年には、年俸53億円のシャーザー(当時メッツ)、同45億円のコール(ヤンキース)ら、メジャーを代表する高給取りで影響力のある選手が、執行役員を務めた。

 スター選手が交渉のテーブルについてMLBや経営者に揺さぶりをかけるため、来オフには大谷(10年総額約1015億円)とメッツ・ソト(15年総額約1148億円)のミリオネア2人が執行役員に選出され、労使交渉にかり出される可能性はある。

 22年の労使交渉を取材した特派員がこう続ける。

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