ドジャース大谷が来オフ、大モメ罵り合い労使交渉の矢面に? 選手会側はメジャーを代表する高給取りから選出

公開日: 更新日:

前回は「金持ち同士のケンカ」と双方に批判

「シャーザー、コールらの高給取り選手はタフネゴシエーターとして経営者側に立ちはだかり、年俸調停権取得期間の変更、ぜいたく税課税ラインの現状維持(当時約238億円)といった選手側が不利益を被る改革案に真っ向から反対した。近年はメジャーでのキャリアに関係なく、高給取りが執行役員を務めるケースが増えており、来オフには大谷もサラリーキャップ導入を阻止するべく、経営者側と激論を交わすことになるのではないか」

 来年のレギュラーシーズンは、投打でフル回転し、オフには選手会の代表もこなす「三刀流」としてフル稼働を強いられる可能性があるわけだ。

 労使交渉だけに、選手会側の要求を強硬に主張するのは当然としても、経営者サイドの意見に耳を傾けないようでは、ファンの支持は得られない。実際、前回は「金持ち同士のケンカ」と双方への批判が少なくなかった。

 来オフの交渉が長引けば、“大谷執行役員”は批判の矢面に立たされることになるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイでは現在、中日楽天で活躍した山崎武司氏による「これが俺の生きる道」を連載中だ。そこでは自身の野球人生を赤裸々に振り返るとともに、昨今のプロ野球界に対する“遠慮なき本音”が綴られている。「立浪和義氏へのコンプレックス」や「中日への忖度なき思い」とは、いったいどんなものなのか。

●関連記事【俺の生きる道】…は、野球ファンなら要チェックだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 2

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  3. 3

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  4. 4

    高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速

  5. 5

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(46)“吉永小百合論”、「偏見に満ちているかもしれない。でも、それでいい」

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 8

    「サナエノミクス」が苦しい家計に追い打ち! 物価高ガン無視で“利上げ牽制→インフレ加速”のトンチンカン

  4. 9

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  5. 10

    新庄監督の去就は“白紙”と強調…日本ハム井川伸久オーナー意味深発言の真意