ドジャース大谷が来オフ、大モメ罵り合い労使交渉の矢面に? 選手会側はメジャーを代表する高給取りから選出
前回は「金持ち同士のケンカ」と双方に批判
「シャーザー、コールらの高給取り選手はタフネゴシエーターとして経営者側に立ちはだかり、年俸調停権取得期間の変更、ぜいたく税課税ラインの現状維持(当時約238億円)といった選手側が不利益を被る改革案に真っ向から反対した。近年はメジャーでのキャリアに関係なく、高給取りが執行役員を務めるケースが増えており、来オフには大谷もサラリーキャップ導入を阻止するべく、経営者側と激論を交わすことになるのではないか」
来年のレギュラーシーズンは、投打でフル回転し、オフには選手会の代表もこなす「三刀流」としてフル稼働を強いられる可能性があるわけだ。
労使交渉だけに、選手会側の要求を強硬に主張するのは当然としても、経営者サイドの意見に耳を傾けないようでは、ファンの支持は得られない。実際、前回は「金持ち同士のケンカ」と双方への批判が少なくなかった。
来オフの交渉が長引けば、“大谷執行役員”は批判の矢面に立たされることになるかもしれない。
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日刊ゲンダイでは現在、中日や楽天で活躍した山崎武司氏による「これが俺の生きる道」を連載中だ。そこでは自身の野球人生を赤裸々に振り返るとともに、昨今のプロ野球界に対する“遠慮なき本音”が綴られている。「立浪和義氏へのコンプレックス」や「中日への忖度なき思い」とは、いったいどんなものなのか。
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