ドジャース佐々木朗希「性格に難あり」でも…消去法で加速する“抑え構想”

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「とてもじゃないが覚悟があるようには見えない」

 ドジャースが佐々木を最も評価しているのは、このスプリットだという。開幕後しばらくは滑りやすいメジャー球に四苦八苦、制球を乱していたものの、それも改善された。もともとコントロールはいい投手だ。ストッパーとしての適性があるにはあるのだ。

 フロント幹部が佐々木にリリーフを打診した時点で、球団の一部にはストッパー構想があったという。マイナーながら2試合続けて1イニングを無失点に抑えたうえ、試合を締めるはずのストッパー候補は連日のように精彩を欠いている。かといって、代わりに終盤を任せられそうなリリーバーはいない。先発から救援に配置転換されそうなカーショーやシーハンにしても、絶対的な決め球があるわけではない。それやこれやで佐々木のストッパー構想が、いよいよ加速しそうなのだ。

 前出の特派員がこう言う。

「問題は佐々木の気持ち、精神面でしょう。ロバーツ監督は大谷を引き合いに出し、ストッパーには強い気持ちが必要と言っています。つまりチームのために自らを犠牲にしても相手を打ち負かす覚悟が重要だと。リリーフ登板した後の外野守備まで準備したいという大谷にはそれがあるということです。カーショーにしても先発の合間のリリーフ登板を自ら志願しています。

ところが、佐々木にはそこまでの気持ちの強さがない。リリーフ転向を受け入れたのは、来季の先発起用を確約された上に、基本的にプレーオフで登板するチャンスを失いたくないから。とてもじゃないが、3連投も辞さないくらいの強靱な精神力や覚悟があるようには見えません」

 佐々木は中継ぎスタートが基本線だろうが、ポストシーズンでの「ストッパー構想」が現実味を帯びてきたのは、他に適任者がいないという現状が何より大きい。要するに消去法で、抑え候補に押し上げられているのだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで佐々木といえば、メジャー挑戦にあたりロッテの優秀なスタッフ3人を“ごっそり引き抜く”という前代未聞の行動で、チーム内で大顰蹙を買っていた。「いったい何様なのか」との批判も噴出したほどだ。まさに「立つ鳥跡を濁す」どころか、泥沼を残して飛び立った異例の移籍劇。いったいあの時、何が起きていたのか。

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