カブス今永昇太はブルワーズ戦で3回もたずKOも…ポストシーズンは「馬車馬稼働」へ
カブス・今永昇太(32)が日本時間7日、敵地ミルウォーキーでブルワーズとの地区シリーズ第2戦に登板。今季、メジャー最高勝率.599の強敵相手にポストシーズン(PS)で初めて先発マウンドに立ったが、2回3分の2を2本塁打含む5安打4失点でKОされた。
カブスは一回、鈴木誠也(31)の3ランで先制しながら、直後に今永がボーンに3ランを浴びて試合は振り出しに。三回にはコントレラスに勝ち越しのソロ本塁打、イエリッチに右前打を許したところで降板した。試合は3ー7で落とし、2連敗。ブルワーズがリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
前回2日のパドレスとのワイルドカードシリーズはブルペンデーの2番手で登板し、4回を1本塁打含む3安打2失点。1点を追う五回に主砲マチャドに2ランを浴びており、これでPSは2試合連続の被弾である。
ロングリリーフをこなしたパ軍戦から中4日の登板。チーム方針で変則的な起用法になったが、クレイグ・カウンセル監督はポストシーズンを前に「確実に計算できる投手からつぎ込むのが理想」と話し、今永を先発、リリーフでフル稼働させることを示唆した。