カブス今永昇太はポストシーズンの働き次第で「84億円」ゲット...去就はいまだ未定
カブス・今永昇太(32)が日本時間20日、10勝目をかけて敵地シンシナティでのレッズ戦に登板。ソロ本塁打を3本被弾するなど5回4失点で降板し、今季10勝目はならなかった。4-4の同点で今永をリリーフした救援投手も2者連続アーチを被弾し、チームは7-4で敗れた。
カブスはすでに2020年以来、5年ぶりのポストシーズン進出が決定。19日現在、レギュラーシーズン残り9試合でナ・リーグ中地区首位のブルワーズと6ゲーム差と開いているだけに、ワイルドカードでの出場が濃厚だ。
今永の契約には今季終了後、球団に選択権がある26年から28年までの3年総額5700万ドル(約84億円)のオプションが盛り込まれている。今季の今永は3月のドジャースとの日本開幕戦で山本由伸(27)と投げ合い、4回を無安打無失点。5月上旬までの8試合で3勝2敗、防御率2.82と渡米1年目の昨季同様、好スタートを切った。5月5日のブルワーズ戦で左太もも裏を痛めて負傷者リスト入り。約1カ月半の離脱を強いられたが、復帰後は15試合で9回のクオリティースタート(QS=6回以上を自責点3以内)をマークするなど、安定した投球でポストシーズン進出に貢献した。