阪神戦「不可解判定」に不満噴出の当然…NPBリプレイセンターは“見掛け倒し”でMLBとは雲泥の差
米国のMLBや韓国のKBOで先行導入されている集中管理型のリプレーセンターは、NPBでは2018年から続くリクエスト制度の改善策として設置された。従来は各球場で担当審判が球場内の映像を確認する方式だったが、NPBの中村勝彦事務局長は昨年8月の導入発表時、「現場で審判が暑い中戻って検証するという状況が続いてきた。冷静な判断ができる環境と、しっかりした映像をもとに判断する体制を作ることが目的」と説明していた。
たしかに現場審判の負担は減っているだろう。ただし、東京都内のNPB事務局内に置かれたリプレーセンターは、とりわけMLBのニューヨークの施設とは中身が大きく異なる。
NPBは現役審判員2人が常駐し、6試合分の中継映像を確認できるモニターを使用する。リクエストが行われた際は、専用アプリに落とし込まれた映像を確認し、検証結果を責任審判に伝達する仕組みだ。
一方のMLBは、リプレールームに4人制の審判クルーが2組入る。さらに、検証映像についても「本塁方向カメラ1台、打者用カメラ2台に加え、最大でスーパースロー4台、ホーム・ビジター中継の孤立カメラ17台を使う」と公式サイトで説明している。


















