大谷翔平「左膝炎症」は軽視禁物…ドジャース元トレーナーが次回登板回避を提言、肩肘故障の引き金にも
前日の試合で左膝の炎症のため途中交代したドジャース・大谷翔平(31)が日本時間13日のホワイトソックス戦のスタメンを外れた。
試合前、報道陣に対応したデーブ・ロバーツ監督は「彼はMRI検査を受けたが、異常は見つからなかった。普通の消耗だと思う。最初はハムストリングの問題と考えていたが、膝のようだ」と説明。さらに「負傷者リスト(IL)に入れるような状態ではない。きょうは出場しないが、明日は状態を見て、別の情報が入らない限りはラインアップに戻る」と話し、予定される来週18日のレイズ戦には登板できるとの見通しを明かした。
大谷は12日のパイレーツ戦で2試合連続の13号ソロ本塁打を放ったが、左膝の炎症により七回の第5打席で代打を送られて退いていた。
前日同様、軽症を強調した指揮官だが、大谷は2019年9月に左膝蓋骨を手術している。元ドジャースのトレーナーで現在は「ルートヴィガー」(東京・港区)代表の深沢英之氏がこう言った。
「今回の負傷は膝や膝の裏の疲労が原因と考えられます。今季の大谷選手は例年と比べて本塁打や盗塁(6)が減っているとはいえ、投手に軸足を置いており、目覚ましい活躍(6勝2敗、防御率1.06)を見せています。左足は投球でも踏み出し、体重移動、踏み込んだ後の蹴り足など重要な役割を果たしている上に、膝や太もも裏は特に負担がかかる箇所です。股関節を含めて下半身に異常が出ると、上体に頼った投球フォームになり、肩、肘の故障につながりやすい。現状は離脱するほどの重症ではないとみられ、チームのメディカルスタッフも万全の態勢で治療に当たっているはずですが、患部の負担を軽減して疲労を取るためにも、次回登板を回避するのは一つの方策かもしれません」
大谷には少し早い夏休みが必要かもしれない。


















