ドイツ7発「オーバーキル」で露呈した肥大化W杯の弊害…初出場キュラソーとの残酷すぎる実力差
「点差以上の実力差がありました」
こう言うのは、独元1部ビーレフェルトでヘッドコーチを務めた鈴木良平氏。ドイツ(FIFAランク10位)がキュラソー(同82位)を7-1で圧倒した日本時間15日のE組初戦を見て、「ドイツ人の『試合終了の笛が吹かれるまで全力でゴールを狙う』というメンタリティーが発揮された試合とはいえ、W杯初出場のキュラソー選手が気の毒に思えてしまいました」というのだ。
先制したのはドイツ。前半6分にヴィルツからのパスに走り込んだMFヌメチャがゴール右に流し込んだ。21分にW杯初出場のキュラソーがMFコメネンシアの左足で歴史的初得点を挙げて同点に追いついたものの、その後は一方的な展開になった。ボール保持率61%のドイツが26本ものシュートを乱れ打ち、対してキュラソーのシュートは7本。よく7-1で済んだという展開だった。
「今回のW杯は出場国がこれまでの32カ国から48カ国に拡大された。その弊害が出てしまった」
と、前出の鈴木氏がこう続ける。


















