日ハム加藤貴之ガラリ変身、今季初完封! ノロノロ直球が「打てそうで打てない」秘密

公開日: 更新日:

 ビッグウエーブに乗っているのが、新庄監督(50)率いる日本ハムだ。

「完全男」佐々木朗希を擁するロッテに延長十回の末、ゼロ封勝ちした17日に続き、19日は左腕・加藤貴之(29)が田中将大(33)と投げ合い、七回まで被安打1の好投で自身2度目の完封勝利。2戦連続のゼロ封だ。

「長いイニングと、チームが勝てるようにテンポ良く投げることを意識しました」(加藤)

 プロ7年目の今季は先発した4試合で2勝1敗、防御率2.25と好調をキープしている。

「球はそれほど速くないけど、打たれない秘密は投球フォームにある」と、球団OBはこう話す。

「ストレートの大半は140キロに満たない。けれども上半身に対して腕が遅れて出てくるので、打者からすると球の出どころが分かりにくいし、タイミングも取りづらい。しかも球種が豊富で、特にカーブを使って緩急をつけるのがうまい。打者からすると、バットには当てられるのに、打てそうで打てない。嫌な投手だと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か