大谷翔平「投打で突出」に限界 投手調整がまた打撃の足を引っ張らないか
大谷といえども体力、気力、集中力には限界
投手として初のサイ・ヤング賞を狙ってスタートした今季は6月4日まで防御率0点台をキープしたのに対し、5月中旬の打率は2割5分に満たず、本塁打も2ケタに届かなかった。投手として15勝9敗、防御率2.33でサイ・ヤング賞投票4位だった22年は、打者として前年の46本、翌年の44本を大きく下回る34本塁打に終わった。かと思えば打者専念の24年は54本塁打、130打点で2冠を獲得。打率.310は首位に4厘差の2位と、もうちょっとで三冠王を獲得するところだったうえ、メジャー史上初の50(54)本塁打-50(59)盗塁まで達成した。
つまり大谷の投打は隔年の傾向がある。投手としても、打者としてもメジャーで飛び抜けた実力の持ち主なのはだれもが認めるところながら、投打同時に突き抜けた成績を残すのは難しい。大谷といえども体力、気力、集中力には限界があるということだろう。
「ショウヘイにブルペンはどうだったかと聞いたら、彼は親指を立ててOKの合図をしただけだった。次のステップはライブBPになると思う。ロサンゼルスに戻ったらだね」
ロバーツ監督はこの日の大谷のブルペン投球を受けてこう言った。つまり本拠地に戻る22日のパイレーツ戦以降に打者相手の投球を行うというのだが、投手としての調整が進むにしたがって、打撃が下降線をたどらないか不安にもなるのだ。


















