巨人守護神ライデルが最速&外国人初の250S達成! “製造元”中日には「4人の恩人」
2016年オフに、そんな金の卵を発掘したのは、当時の中日監督、森繁和氏だった。「直球が速いだけだった」と言う。監督1年目のシーズン中だったが、育成契約を結んだマルティネスをよく食事に連れ出したという。
「だって食べられるものがバナナと米しかないっていうから。肉はなんとか食べられた」
中日の当時のファーム関係者が話を引き取る。
「一軍の森監督もそうだが、二軍の小笠原道大監督もライデルを焼き肉店に連れて行ってました。練習熱心なのに偏食で食べられるものがないっていうから、みんなが『倒れるよ』って心配して『肉なら食べられるか?』っていう感じ。2年目のキャンプでフォークを教えたのは森監督。スライダーなど他の変化球や細かい技術は、二軍の小笠原孝投手コーチなどが教えていました。直球が速いこと以外、全てMADE IN 中日です」
別の中日関係者がこう明かす。
「19年に就任した与田剛監督時代に抑えに回って今の地位を築いた。絶対的な守護神になってからは、オフのたびにメジャー球団の誘いが絶えなかったが、『米国に行けば、(当時キューバにいた)家族に会えなくなる』と毎回断っていた」
巨人は“最高傑作”を中日から譲り受けたことになる。


















