「ライアーズ・ポーカー」マイケル・ルイス著、東江一紀訳

公開日:  更新日:

<型破りなトレーダーたちの生態>

 映画にもなった「マネー・ボール」の著者が、「債券取引の帝王」と呼ばれる投資銀行ソロモン・ブラザーズ勤務時代の体験をつづった金融ノンフィクション。

 85年、氏はウォール街の中でも一番の収益を挙げていた同社に入社。その入社にいたる経緯から、新入社員研修、そして日々戦場のようなドラマが繰り広げられるトレーディングフロアで見聞きしたことを軽快につづっていく。生え抜きトレーダーのルーウィー・ラニエーリが生み出したモーゲージ債(後のサブプライム問題の元凶)が債券取引の世界をマネーゲームに変えていくさまをはじめ、型破りなトレーダーたちの生態とその仕事ぶりを鮮やかに描く。(早川書房 940円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    外国人技能実習生「怪死」にチラつく“反社会的勢力”の影

  3. 3

    難役を次々好演…林遣都は主役を光らせる最高の助演男優

  4. 4

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  5. 5

    キンプリ早くも「嫌いなジャニーズ」に…なぜアンチ多い?

  6. 6

    ゴーン後継トヨタ副社長も ルノーが西川社長を追放する日

  7. 7

    長谷川博己と破局報道 鈴木京香「もう育てきった」の真意

  8. 8

    13勝左腕ガルシアと破談…怒り心頭の中日が疑う“巨人の影”

  9. 9

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  10. 10

    日大医学部“裏口入学”問題…逆ギレ学部長の呆れた言い訳

もっと見る