「スキマの植物図鑑」塚谷裕一著

公開日: 更新日:

■植物には「スキマ」は心地がよい

 意外なことに、アスファルトの割れ目や、石垣、ブロック塀や電柱の根元などの「スキマ」は、植物にとって居心地の良い、幸福な場所のひとつだという。それは光合成に必要な光を独り占めすることができ、アスファルトなどで閉じ込められているため水分が不足することもないからだ。一方で排ガスや踏まれるなどのストレスがかかるが、植物の多くはそうしたストレスへの適応力が高いという。

 本書は身近なタンポポから、放置されたトラックの荷台に生えるアメリカフウロ、民家の雨どいに生えたクロマツなど、ユニークな写真を紹介しながらそんなスキマに生きる代表的な植物110種を紹介。散歩のお供にぴったり。
(中央公論新社 1000円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  2. 2

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  3. 3

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  4. 4

    DeNA藤浪晋太郎はたった1勝なのになぜ? 年俸「5000万→8000万円」大幅増のタネ明かし

  5. 5

    トランプ大統領がハシゴ外し! 高市首相“押しかけ外交”の赤っ恥…「中国は大戦時の同盟国」発言で面目丸潰れ

  1. 6

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    錦野旦さん(1)勝新太郎さんに言われた「まねぶ」、ゴルフでもそれが大事だと思っています

  4. 9

    デカすぎた“ゾンビたばこショック”の余波…広島は左右エース&4番がそろってFA流出危機

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ