「集団的自衛権ってなに?」戦争をさせない1000人委員会編

公開日: 更新日:

 論壇や文壇、学界などから1000人が集まった平和団体が今年3月に開いた発足記者会見と集会での発言から拾った平和のための一言集。集団的自衛権にはどんな法律が関係するのか、自衛隊はどう変わるのか、外交関係はどうなるのかなどをわかりやすく解説する入門書でもある。

 たとえば安倍政権は憲法改正の難しさを知って「解釈改憲」という手段に出たが、それがなぜ立憲主義の否定になるのかを解説する。中高生を念頭に編集されているが、親が読んで夏休みの子どもたちに話して聞かせるなどの使い方もありそうだ。

(七つ森書館 1200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞