「成功者は、だから努力をせずにセンスを磨く」梅中伸介・岡本のぞみ・井上真規子著

公開日: 更新日:

 成功者は小手先のビジネススキルを磨くより、若い頃から人間力を磨いてビジネスセンスを身につけてきた。重要なのは飛び抜けたアイデアを生み出すセンスを磨くことだ。例えばアキレスの〈瞬足〉シリーズは、全力でコーナーを曲がっても転ばない靴がコンセプト。左回りのトラックを走るために、ふつうは左右対称のソールを、左足は外側に、右足は内側に滑り止めをつけるという画期的なアイデアを思いついたのが、成功につながったのだ。

「どんな提案でも『それは面白い!』と無邪気に賛同してくれるイエスマンを集めて、構想を練る」(稲盛和夫)など成功者の言葉と、成功の秘訣を教えてくれる一冊。(マルコ社 1300円+税)


【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?