「中東の現場を歩く」川上泰徳著

公開日: 更新日:

 アラブの若者が大挙して〈イスラム国〉に行くのを、洗脳されているからだとか、現実に絶望しているからだとするのが欧米やアラブ諸国の見方だが、そんなことで何万人もの若者が動くことは考えられない。

〈イスラム国〉による虐殺ばかりが報道されているが、実はシリアの死者のうち87%はアサド政権による死者である。米軍の攻撃でも多くのシリア人が殺されているのを見て、アラブの若者は〈同胞の救援〉のためにシリアに向かっているのだ。

 安倍首相がISILと戦う国を支援するのは、有志連合の〈イスラム国〉空爆と同様の間違いである。

 元朝日新聞中東・アフリカ総局長が見た中東の真実。(合同出版 2200円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ハイエナたちにしゃぶられた…“今太閤”羽柴秀吉さんの悲劇

  2. 2

    鈴木杏樹に「4000円ラブホ不倫」報道 超モテモテの評判も

  3. 3

    東出昌大は「帰宅拒否症」だった“理想の夫婦”の哀しい現実

  4. 4

    ゲッソリ痩せた東出昌大…杏との“話し合い”で主夫に転向か

  5. 5

    視聴率急落のNHK「麒麟がくる」に安藤サクラ“緊急登板”説

  6. 6

    北京「故宮」で贋作陶器を販売?日本人観光客が次々被害に

  7. 7

    鈴木杏樹の不倫対応で思い出す…二人の女優が残した“名言”

  8. 8

    2.20が新型肺炎パンデミック節目 最大8200万人感染の恐怖

  9. 9

    「ビリーズブートキャンプ」が大ヒット ビリー隊長の今は

  10. 10

    堀潤氏「分断」テーマに映画 重要なのは“小さな主語”目線

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る