「ライジング・ロード」高嶋哲夫著

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 大手電機メーカーで発電システムの開発をしていた29歳の陽子は、上司と衝突して退職し、三陸海岸近くの大学の非常勤講師となる。採用の条件は、大学の知名度を上げるために全日本ソーラーカーレースで優勝することだった。

 地区選抜レースなどを通過するごとに講師、准教授と昇進を約束された陽子だが、ソーラーカーについては全くの素人。おまけに上司となる谷本教授の研究室に在籍する学生は1人もおらず、人手もない。陽子は大学院生の友美と、学生集めから始める。何とか銀行を早期退職して入学したという56歳の大塚など5人を集め、手探りでプロジェクトがスタートする。

 三流大学の学生たちが震災を乗り越え挑戦していく姿を描く長編小説。(PHP研究所 840円+税)


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