「おだやかに、シンプルに生きる」枡野俊明著

公開日: 更新日:

 禅僧であり、庭園デザイナーとしても知られる著者が、禅語を紹介しながら、穏やかな心を保ち、心安らかに生きるヒントを説いた生き方エッセー。

 例えば「非思量(ひしりょう)」。座禅を組むときには何も考えてはいけないというが、修行を積んだ禅僧でもなかなか無の状態にはなれないという。大切なのは、頭に浮かぶ考えや感情にとらわれないこと。もう考えるのはやめようと自身に言い聞かせ、できる限り「考えない」という方向に頭を持っていくのが「非思量」の教えだそうだ。

 こうしたシンプルに生きるための方法をはじめ、「悟無好悪(さとればこうおなし)」などを例に説く人付き合いの心得から仕事との向き合い方まで。51の禅語が豊かな人生へと導く。(PHP研究所 620円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深