「他流試合-俳句入門真剣勝負!」金子兜太+いとうせいこう著

公開日: 更新日:

 俳句界の巨人に作家が斬り込む対談集。

 2人はともに今やすっかり世間に定着した「伊藤園新俳句大賞」の審査員でもある。まずは、その第1回大賞作「白菜がまじめに笑って立春です」を取り上げ、新俳句の新しさとはどういうところにあるのかを徹底的に語り合う。金子氏は、白菜という冬の季語に立春を組み合わせた題材の配合、そして「まじめに笑って」と「中七」で詠む題材のとらえ方の独特さがこの句の魅力だと解説。続いて、「白菜」に続く助詞「が」をテーマに、俳句の定石である切れ字「や」や、「の」と入れ替えるとどうなるかなど。受賞作を次々と俎上に載せながら、俳句の技と、日本語の奥深さを語り尽くす。

(講談社 890円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した