著者のコラム一覧
本城雅人作家

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒。スポーツ新聞の記者を経て09年「ノーバディノウズ」(第1回サムライジャパン野球文学賞)でデビュー。17年「ミッドナイト・ジャーナル」で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。著書に「紙の城」「監督の問題」など多数。

連載<14> 谷水はやはり目黒の小料理屋に

公開日: 更新日:

 きょうだって十日ぶりの休日だ。八月にフロントが汐村と来季の契約をしないと決めた時、翔馬は二週間ぶっ続けで働き、連日、汐村の自宅に行き、来季は他のチームで現役を続けるという証言を聞き出した。谷水監督への不満も聞いて、それも記事にした。

 だがここで石塚の能力不足を言っても仕… 

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【連載】連載小説「蹉跌」 本城雅人

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