光明皇后こそ日本のキュレーターの始祖「原田マハ、アートの達人に会いにいく」原田マハ著

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「原田マハ、アートの達人に会いにいく」原田マハ著

 多くのアート小説を描いてきた著者が、同時代を生きるアートの達人たちに話を聞く対談集。

 資生堂の名誉会長、そして東京都写真美術館館長(当時)の福原義春氏は、1942年、小学6年のときに見たレオナルド・ダビンチの展覧会に衝撃を受けたという。そうした自らの体験から、展覧会を初めて見るのに一番いい時期は小学校4~5年生だと、その理由を語る。さらに、日本文化は女性によって先導されてきたと語り、聖武天皇の亡き後、その遺品をすべて正倉院に集めた光明皇后こそ日本のキュレーターの始祖だと説く。

 ほかにも日本の現代アートを支えてきたクリエーティブディレクターの小池一子氏や写真家の石内都氏、国立西洋美術館館長・馬渕明子氏(当時)ら33人とのアートをめぐる対談。

(新潮社 880円)

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