「AI脳クライシス」酒井邦嘉編著 使用を拒む権利も保障すべきでは? 棋士の羽生善治氏も危険性を指摘

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「AI脳クライシス」酒井邦嘉編著 羽生善治、 ピーター・バラカン、千住博、柳田邦男著

 現在の生成AIは意味や意図の解析をせず、大規模データベースから確率的、平均的に合成するだけで何かを創造はしない。異種のものを排除することができないため、構造や意味、論理が間違った文章を合成してしまう。人と対話する場合、相手の意図を推測することが必要だが、生成AIは推測ができない。

 生成AIはマインドコントロールや洗脳に利用される恐れがあり、文部科学省は積極的な利用を推奨しているが、使用を拒否する権利も保障すべきである。

 棋士の羽生善治は、将棋AIを利用していると人間がAI化する危険性を指摘する。

 言語脳科学者が、柳田邦男ら4人の各界の識者との対談を通してAIを考える。 (集英社 1760円)

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