「探偵はここにいる」森秀治著

公開日: 更新日:

 テニスプレーヤーを目指していた小暮哲は、新聞に挟み込まれていた大手探偵社の求人チラシを見て、探偵になった。依頼人の夫の浮気相手を調査していたある日、もう1人、浮気相手がいることがわかった。

 だが、写真がなくて特定できない。「この人でいいか」とそれらしい女性を尾行し、レンタルビデオ店に入った。彼女は立ち止まって小暮を見ているので、警察に通報されたと気づいて逃げようとしたが間に合わず、警察署に連行された。警察官が呼んだ女性の名は調査対象者の名だった。うわぁビンゴだったんだ。

 意外な経歴を持つ実際の探偵10人に取材した、ノンフィクション。

(駒草出版 1650円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  4. 4

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  5. 5

    永野芽郁&橋本環奈“自爆”…次世代女優トップは誰だ?畑芽育、蒔田彩珠、當真あみが三つ巴

  1. 6

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  2. 7

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    二階堂ふみ&カズレーザーの結婚に続くか? 広瀬すずにも囁かれる「まさか」のサプライズ

  5. 10

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言