「虚心」吉川英梨著

公開日: 更新日:

「虚心」吉川英梨著

 埼玉県警本部に、黒部山で大規模な土砂崩れが発生したとの情報が入った。県内最大のスポーツパーク、秩父アミューズメントパークを分断するように崩落している。清掃の仕事をしていた女性がひとり、行方不明になった。

 前日からの雨の総雨量は800ミリで、土砂崩れが起こるようなレベルではない。この崩落で流された家屋はないとのことだったが、崩落の瓦礫は1軒や2軒の量ではなかった。

 埼玉県警の奈良は、崩落の現場が16年前は産廃業者、金文商事の土地だったことに気づく。金文商事の社長は、当時、黒部の殺人事件の容疑者だった金木大輔だった。

 16年前の未解決事件に立ち向かう刑事を描く警察小説。 (幻冬舎 1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征トレード獲得に他球団が虎視眈々 「ウチなら再生できる」「環境を変えた方がいい」

  2. 2

    「投手の墓場」で好投する菅野智之の価値 僕が日本人史上2人目の本塁打を打ったのもクアーズフィールド

  3. 3

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  4. 4

    磐越道バス事故で問われる運行会社と学校の罪と賠償責任…「数億円規模になるのでは」と弁護士が見解

  5. 5

    巨人にFA松本剛は必要だったのか…批判殺到する本人よりも「責められるべき人間がいる」と他球団関係者

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    倉田保昭さん80歳でも現役のアクション俳優「ストレッチが一番大事。おかげで痛いところはありません」

  3. 8

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  4. 9

    衆院選「中傷動画」問題で高市首相「秘書を信じる!」超強気答弁が“命取り”に…追及ネタ再投下される恐れ

  5. 10

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題の波紋…NHKは「番組出演は変更なし」と回答もイメージダウン不可避