「感染捜査」吉川英梨著

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 相模湾沖で海上保安庁の潜水士、岸本凉太の潜水墜落事故が発生、海上保安官、辻村栄一が救助に向かう。だが、辻村が手を差し伸べると、岸本は獣のように喉を鳴らして辻村の首の根元をかみちぎった。

 その頃、東京湾岸署の天城由羽巡査長は、内航船の船長からのタレコミで、どこかの船長が相当ヤバいブツを東京港に運ぶという事件を捜査していた。だが上司から、東京税関も海上保安庁も動いていないので、この件から手を引けと命じられる。やがて、お台場の飲食店で複数人のバラバラ死体が発見された。唯一の生存者の少女は、「パパは、ママが食べた」と言う。

 新種の狂犬病ウイルスとの闘いを描くアクション小説。

(光文社 1870円)

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