婚前米国旅行からわずか3カ月で破局した梶芽衣子

公開日: 更新日:

 映画会社の都合だけではなかった。梶自身が決断できなかったのだ。デビュー後、来るのは端役ばかり。鳴かず飛ばずの期間が9年にも及んだ。そうした中でやっとつかんだトップ女優の座を失うのは怖かった。

 2度目の婚前旅行から帰って3カ月がたった74年4月初め、2人の恋は終わった。その後、梶に結婚話が浮上することはなかった。

◇1974年1月 11日、「路傍の石」の作家・山本有三が急性心不全で死去。86歳。15日、軍艦島の異名を持つ長崎県の三菱石炭端島炭鉱が閉山。22日、政府は6大都市のタクシー料金の29%値上げを了承。東京の初乗り(2キロ)は170円から220円に。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった