「ダイアナ」主演 ナオミ・ワッツ

公開日: 更新日:

「何げない立ち居振る舞いまで、そっくり」と評判だ。ダイアナ元英皇太子妃を描いた本作の主演、ナオミ・ワッツ(45)。チャールズ皇太子との別居、離婚から97年8月の事故死までの3年、秘めた恋に身を焦がし、新たな人生を目指した元プリンセスを熱演している。

――冗談を飛ばし、俗語まで吐く場面もありますが、事実なのですか?

「役作りでは、入手できる情報を飽和状態になるまで吸収しました。生前の動画を繰り返し見て、面識のあった方々にも会って、外見やしぐさのみならず、内面まで知る必要があると思ったのです。それで隠された面を知って分かったのが、抜群のユーモアセンスがあったということ。私生活では、可能な限り普通の生活をしようとしていたことです。映画では、誰もがそうであるように、矛盾や疑問をたくさん抱えた女性として、現実に生身で生きた姿を再現したかったので、いろんな面を表現しました。彼女を美化したい方々は驚かれるかもしれませんね。でも彼女を汚すことではないと思っています」

――ダイアナの着用した本物のドレスを着たり、役に入り込むあまり、撮影中に彼女の霊を感じたこともあったとか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い