「ダイアナ」主演 ナオミ・ワッツ

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「単に、不思議な、抽象的な夢を見たことがあって、それを監督(オリバー・ヒルシュビーゲル)に打ち明けたのは事実ですけど、撮影時に彼女の存在を感じたというのは、ちょっと誤解ですよ。監督は『あの世でダイアナが見守ってくれているよ』というようなことを言っていましたが、天国の彼女に気に入ってもらえるようにってことだと思います。私たちには、そう望むことしかできないから。でも、夢を見たからといって、ダイアナからこの役を認可されたと思ったり、感じたわけではありません」

――特に頑張ったところ、見て欲しいシーンは?

「難しかったところをひとつ選ぶとすれば、BBCのインタビューを再現したシーンですね。『私たちの結婚は2人ではなく3人、人数オーバーでした』などと言った言葉はもちろん、言い方から息をついたところまで、そっくり正確に再現したかったので……。とにかく今回は世界一有名な女性を演じられるのか分からず、引き受けるまで長い時間がかかりましたが、取り付かれたように彼女になり切り、ハスナット(心臓外科医)との恋も知ることができた。そして、生前の彼女のように、多くの人々に愛され続ける作品になったと思っています」

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