近田春夫とNY便で痛飲 サエキけんぞうのプロデュース癖

公開日: 更新日:

 免税店だけでなく、長距離の飛行機の中では必ず飲みます。席に座るなり飲み始めたり。機内の後部に飲み物を収容してるでしょ。そこでウロチョロしてCAと仲良くなり、ミニチュアボトルをいただくんです。酔った僕にしつこく話しかけられると「うるさくて面倒だからあげちゃえ」って思うんじゃないかな、3~4本まとめてくれます。ミニチュアボトルってかわいいから、もらうとうれしいんですよ。ふふ。僕にとってはエアプレーンはバーなんです。「バー・エアプレーン」というフレンチ曲も作りました。酔ってる最中に乱気流に入っても、僕は大丈夫なんですよ。近田春夫さんとニューヨーク便で一緒になった時は、11時間飲みっ放しのしゃべりっ放しだった。人生で一番楽しい「バー・エアプレーン」でしたね。空港に着いた時は頭グラグラでしたけど、倒れたりはしませんよ。やっぱり強いのかも。

▼佐伯健三 1958年7月、千葉県生まれ。80年代にテクノユニット、パール兄弟のボーカルで活動。作詞家としては沢田研二小泉今日子に詞を提供、アイドルのプロデュースや文筆など幅広く活躍している。

◆新刊「ロックの闘い 1965―1985」(シンコー・ミュージック)絶賛発売中。ビートルズ、ストーンズ等ロックを代表する21枚のアルバムを通し、ロックの歴史をつづっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず