「パリ、ただよう花」ロウ・イエ監督

公開日: 更新日:

 日活ロマンポルノなど、どこかピンク映画を彷彿させる作品だ。
「天安門、恋人たち」(2006年)での性描写を問題視され、中国当局から5年間の映画製作禁止処分とされたロウ・イエ監督(48)の「パリ、ただよう花」。美しいインテリ女教師が滞在先のパリで肉欲に溺れ、理性と本能のはざまで揺れる。

――女性の性、業を真正面からリアルに描き、「のめり込むと同時に、目をそらしたくなる」などと言われていますね。

「きちんとした恋人がいながら、複数の男と関係し、隠そうともしないのですから、見たくない、受け入れがたいというのも、正常な反応だと思います。今作は『裸』というリウ・ジエ(中国の女流監督)の自伝的小説が原作なのですけれども、彼女は登場人物たちを丸裸にして、素のまま放置するように書いています。それが魅力ですし、セックスは人間にとって自然で、自由で、人生に欠くことの出来ないもの。今という時代、そこに生きる人間を描く上でも男女の絡みは避けられないと思ったんです」

――ヒロイン、花(コリーヌ・ヤン)の恋人は、日本でいうと草食系だと思うが、それでは女が浮気するのは自然だと。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・甲斐拓也「あと4年続く地獄」…FA入団2年目にして上にも下にも居場所なし

  2. 2

    「再始動」報道続々の中居正広氏がカムバックする日 「悪名は無名に勝る」と業界が虎視眈々のワケ

  3. 3

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  4. 4

    Rソックス吉田正尚が契約1年残して今オフ“クビ”の危機…日本球界復帰いよいよ現実味

  5. 5

    山﨑賢人が「ジョン万」に起用 NHK大河出演後は“大きなリターン”が待っている

  1. 6

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  2. 7

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  3. 8

    小室圭さん&眞子さんの「子供の性別」を特定したNYポストが「baby」「child」 に修正

  4. 9

    巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味

  5. 10

    高市首相と麻生副総裁ついに亀裂か? 永田町がザワついた「焼き魚狂騒」の噴飯