坂東英二をさんま後押し 復帰は吉本新喜劇で“植毛ギャグ”

公開日: 更新日:

 板東英二(73)に一本の髪……もとい、一本の光が差し込んだ。吉本興業に所属することが決まったのだ。

 12年12月、約5000万円の所得隠しを含む総額約7500万円の申告漏れが判明。出演する全番組を降板させられ、約1年間、無職状態が続いていた。昨年11月に謝罪会見を開き、「カツラは経費と聞いていた。(行っていた)植毛も経費で落ちると思っていた」などと釈明。「これでみそぎとなるとは“毛頭”考えていないが、どんな仕事でもやりたい」と復帰に意欲を見せていた。

 すると、お騒がせタレントの「受け皿」としては最適(?)の吉本芸人2人が反応。1人はナインティナイン岡村隆史(43)。昨年11月、インターネット生配信番組「めちゃ×2ユルんでるッ!」に出演した。

 2人目は明石家さんま(58)。昨年12月24日深夜の特番「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(フジテレビ系)に電話出演し、「話し相手がおらんから寂しいねん。さんまちゃんの声が聞けて良かった」と近況を語っていた。これにさんまは「記者会見の増毛はあかんで。何で泣いたん?」とダメ出し。「寂しいねん」と訴える板東を「アンタが悪いねん」と一蹴した。しかし、「結局、旧知のさんまが仲介する形で吉本入りが決まった」(吉本関係者)そうで、20日にも正式発表される。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし