日テレドラマ「明日ママ」騒動 苦悩するCMスポンサーの声

公開日: 更新日:

“明日ママショック”はまだまだ続きそうだ。

 22日に放送された日本テレビドラマ「明日、ママがいない」の第2話。1話ほどのショッキングな描写はなかったものの、三上博史演じる施設長が「おまえはかわいいトイプードルだ。お手でもしてみろ」と1話と同様、子供をペットに見立てたセリフもあり、猛抗議している慈恵病院や全国児童養護施設協議会の神経を逆なでするシーンがまたしても見受けられた。

■エバラ、エネオス、キューピーは中止

 そして、内容以上に注目を集めているのが番組のスポンサー問題である。第1話ではタイトルが表示された後「ご覧のスポンサーの提供でお送りします」というナレーションと8社の提供企業名が表示されていたが、第2話では字幕もナレーションもなし。エバラ食品工業、エネオス(JX日鉱日石エネルギー)、キユーピーの3社はCM放送を中止。代わりに非営利団体であるACジャパンのCMが流れた。

 さらに29日放送予定の第3話からは、富士重工業と日清食品の2社もCM放送を見合わせることが、24日にわかった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲