日テレドラマ「明日ママ」騒動 苦悩するCMスポンサーの声

公開日: 更新日:

 各社が話すように、スポンサーは番組内容ではなく、放送時間帯に応じて契約する。提供企業は番組内容に介入できないため、騒ぎになってから対処するしかなく、戸惑っているのが本音のようだ。

 しかし、多くの視聴者が「この会社はこのドラマを応援している」という認識のもとで見ていることが多いため、日清食品のように、「ホームページや電話を通じていろんな反応があることを知りました。水曜22時枠は昨年10月から今年3月までの提供。総合的に判断して、番組としては応援できないということで、クレジットを外すことにしました」という企業もある。

■識者は「最終回まで放送するべき」

 ここまで企業が対応に追われた理由のひとつは、ネットによる過熱報道だ。上智大教授の碓井広義氏(メディア論)はこう言う。

「『赤ちゃんポスト』だって、素晴らしいものみたいに映っていますが、もともとあのシステムだって賛否両論があった。正直、今回の騒動は過剰だなと思います。ドラマはあくまでフィクション。視聴者はもっと冷静に見ていると思います。過剰反応するのは、視聴者のリテラシー能力を信じていないということ。しかも、過熱しているのはほとんどがネット世論で、中にはドラマを見ないまま流れに乗っかって批判している人もいる。そういうのが一番良くない。だから、日テレには打ち切りと騒がれてもきちんと最終回まで放送していただいて、視聴者もそれから判断してほしい」

 ドラマ終了後、CMスポンサーはどういう判断を下すのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  4. 4

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  5. 5

    【スクープ第6弾!】衆院選中の違法「広告動画」疑惑 大阪自民17陣営にも大量発覚

  1. 6

    広島は「火消し」どころか火に油…強い疑念の矢野雅哉を急きょ抹消も対応のマズさ際立つ

  2. 7

    食料品の消費税減税よりも副首都創設法案を優先 会期延長までして維新の「悲願」実現急ぐ高市政権の不可解

  3. 8

    国会会期延長…高市首相を余裕シャクシャクにさせた“戦犯” 集中審議でも懲りずに「十八番答弁」全開まくしたて

  4. 9

    監督・選手・コーチに不祥事発覚…その時、球団はどうする?「内々で何とかする」時代はもう古い

  5. 10

    マサ越前さんは34歳で肝臓に転移…若年性胃がんは遺伝子変異も影響する